今,実施している子供料理教室では,調理方法の他に,食材など,料理の素材にまつわる話しをしています。例えば,こんなこと(↓)を子どもたちに教えています。 |
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◆食材について | |||
[野菜系] | ・じゃがいも ・トマト ・りんご ・かぼちゃ ・きのこ ・さつまいも ・夏野菜 | ||
[穀物系] | ・小麦粉 ・パン ・お米 | ||
[動物系] | ・卵(その1) ・卵(その2) ・鶏肉 ・牛肉 | ||
[乳製品] | ・牛乳 ・バター ・チーズ |
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◆調味料について | |||
・砂糖 ・味噌 |
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◆その他 | |||
[いろいろ] | ・栄養について ・おいしさについて ・包丁について ・材料の計り方 | ||
・旬の話し ・骨になる食べ物 ・水について | |||
[お菓子] | ・まんじゅう ・ケーキ ・チョコレート | ||
[地域] | ・イタリアの話し ・東南アジア |
食育(しょくいく)とは,様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し,健全な食生活を実践することができる人間を育てることです。食育基本法においては,生きるための基本的な知識であり,知識の教育,道徳教育,体育教育の基礎となるべきもの,と位置づけられています。単なる料理教育ではなく,食に対する心構え,栄養学や伝統的な食文化についての総合的な教育であるとも言えます。
基本法案には難しい言葉でしか書かれていません。また,子どもに食育をしなければと思い,負担に思ってしまう父兄の方もいらっしゃいます。
私が考えるに,食育とは料理を楽しみながら,家族で「我が家の味」を作っていき大事にしていくことだと思います。そして,家族で食卓を囲む時間を大切にし,料理に使った食材の季節や栄養など,何でもいいので話しをしてほしいのです。
チャイルドクッキングでは,その「きっかけ」をつくっていければと思っています。