◆骨になる食べ物

カルシウムって何?
カルシウムは、人間の骨になる大切な栄養素です。カルシウムが少ないと、骨がスカスカになり、骨折しやすい体になってしまいます。また、大人になってから、「骨そしょう症」という病気になってしまいます。それは、転んだらすぐに骨が折れてしまったり、姿勢が曲がってしまう病気です。
また、骨に大切なだけでなく、筋肉を動かしたり、体の細菌をなくしたり、ケガをした時に血を止めたり、気分をおちつかせたりと、いろいろな役目もします。

どんな食べ物があるの?
カルシウムが多くふくまれている食べ物は、牛乳・チーズ・ヨーグルト・小魚・ひじき・胡麻・ワカメ・豆腐・納豆・小松菜、などです。

たくさん体に吸収するには?
カルシウムを、もっと体の中に吸収するには、ビタミンDという栄養が必要です。ビタミンDがたくさん入っている食べ物は、キノコ類や、魚のサケ、さんま、さば、他に卵もあります。できるだけ、このような食べ物といっしょに食べるようにしましょう。
ビタミンDは、食べること以外に「日光にあたる」ことによってもつくられます。なるべく外に出て遊ぶようにしましょう。

どれくらい食べればよいの?
小学生のみなさんが、一日に必要なカルシウムは、600〜700mgです。でも、いつも食べている食事では、その量を取ることは難しいので、自分で努力して取るように心がけて下さい。
では、600〜700mgを取るには、何をどれくらい食べたらいいのでしょうか。
・牛乳 1本(200cc)→ 200mg
・チーズ ひとかけら(25g) → 200mg
・ヨーグルト 1カップ(100g) → 140mg
・豆腐 1/4ちょう丁(75g) → 90mg
・納豆 1パック(50g) → 45mg
・にぼし 10g → 220mg
・ほしえび 山盛り大さじ3(10g) → 270mg
・ゴマ 大さじ3(20g) → 240mg

いろいろな食べ物をあわせて食べるようにしましょう。