参加対象者は,小学生や親子です。作るものは,和・洋・中のおかずやお菓子です。また,料理以外に食材に対しても興味を持ってもらう様に,その時に使用した材料の中から一つ取り上げて,それにまつわるお話をします(例えばクッキーを作った時は,バターを取り上げてバターの作り方や実際にバターを作ったりします)。作ったものは,なるべく家に持って帰ってもらい,家族で試食をし,味の感想を話し合ってもらったりしています。

◇◆◇メニュー例◇◆◇

和...

 
・いなり寿司 ・親子どんぶり ・きのこご飯 ・茶碗蒸し ・出し巻卵 ・肉じゃが・てりやきどんぶり
洋.....
 ・コーンライス ・夏野菜のグラタン ・チキンハンバーガー ・ロールキャベツ ・ライスピザ ・パンのキッシュ
 ・タコライス

中.....
 ・チャーハン ・生春巻き ・もち米団子 ・中華スープ
お菓子.....
 ・フルーツケーキ ・ブラウニー ・ティラミス ・クリスマスケーキ ・カボチャプリン ・スイートポテト
 ・スコーン ・チョコボール ・チョコチップクッキー ・お饅頭 ・道明寺 ・よもぎだんご ・メロンパン
 ・緑黄色野菜のお菓子 ・カルシウムのお菓子 ・アジアのお菓子 ・杏仁クッキー(中国のクッキー)

他多数

      .....結局のところ,なんでもありですね。


また教室では,特別イベントとしてこんなこともやっています。

「母の日イベント」
  ・お父さんと子供との手作りクッキーをお母さんにプレゼント !!
  ・お父さんと子供でオムライスを作ってお母さんに食べてもらおう →テレビ東京「すなっぷ」に放映。

「敬老の日イベント」

  ・親子でお饅頭を作って,お爺ちゃんお婆ちゃんにプレゼント !!
  ・お爺ちゃん・お婆ちゃんと一緒にお饅頭を作ろう →読売新聞に掲載

「アートなお弁当を作ろう」
  親子でお弁当を作ろう
  - 自分達でテーマ(例えば「森の動物達」など)を決め,普段冷蔵庫にある野菜を使ってお弁当を仕上げます。

「海外の友達と一緒に料理をしよう」(ハロウィンイベント)

  英語を使って,海外の子供達とお菓子を作ろう →朝日新聞に掲載


活動内容

活動目的

子ども料理教室の風景
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食べることは人間の一番の基本であり,楽しみでもあります。またコミュニケーションをとても豊かにするものでもあります。
子供が料理をすることは,ただ料理の技術を上手くすることだけではなく,様々な要素があります。

「考える力」
料理はひとつの食材でいろいろなものができます。形・味付け・調理方法等を自由な発想のもとでいろいろなバリエーションを加えて作っていくことにより,ただ料理をして食べるということ以外に,「自分で考えたものを形にしていく」という力も身につけていくことができます。

「段取り力」
料理は「段取り」がとても大事です。何を先に作り,食べる時に美味しくいただけるには,どのように料理を進めていけばよいのかを考えながら,作らなければなりません。教室では,どうしてこの作業は先なのか,後なのかの理由を説明しながら料理を進めていきます。子どもたちは,初めは難しくても,何度も料理をしていくうちに自然と身に付くようになります。
この「段取り力」は料理に限らず,子どもが生活するための知恵・能力につながります。

「味覚」
人間の味覚には,酸・苦・甘・塩の味覚があり,日本人にはさらに”旨味”が加わります。近年,食生活の乱れにより,子どもたちの味覚の数が少なくなってきていると言われています。教室では,子どもたちに何度も味見をしてもらい,自分たちで料理の味を決めてもらいます。自分で料理をし,味を決めることにより,人間にとって大事な味覚をきちんと身に付けることができるのです。

「家族とのコミュニケーション(家族の絆)」
食卓は,家で一番のコミュニケーションの場所です。それを子どもが作った料理,または親子で作った料理を一緒に食べることにより,もっと会話が増え,楽しい団欒の場所になっていきます。その中で「食」について,家族で会話をしてほしいと思っています。
今,「食育」が大事と言われていますが,子どもが自分で料理をして「楽しい」と思い,「美味しい」と思い,そして家族で食を楽しむことにより,「家族の絆」も深まります。私が「子ども料理教室」を始めたきっかけのひとつもそこにあります。

メニューの内容は,簡単なものから大人が作るような難しいものまでいろいろなものを作ります。また,今話題になっているもの,嫌いなものを食べられるようになるもの(例えば人参ケーキ等),子どもが不足しがちな栄養を補うもの(例えば小魚を使ったおせんべい)などもメニューにする場合もあります。他に,子ども達から作ってみたい料理やお母さんの自慢料理等のアンケートをとり,それによって決める場合もあります。

教室では料理を作り終わってから,その時に使った食材のを1つ取りあげ,その食材に関する話をすることによって,「食」について多面的に関心をもってもらうように心掛けています。(例えば,ハンバーガーを作った時には牛肉の話をし,問題となったBSEのことも説明したうえで,社会の問題も一緒に考えてもらったりしています)

初めて料理をする子どもにとって,「作る」ということは大変な作業です。でも,経験を積むことによって,自然に調理の基礎も身につくようになり,そして「自信」をもち,自ら楽しむ心をもつようになります。
チャイルドクッキングでは,料理を通して上記のような様々なことをテーマに行い,家族みんなで料理を楽しみ,食材や栄養のことも考えながら,その家族の食のあり方を見つけるきっかけをつくっていきたいと思っています。

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チャイルドクッキングって,なにやってるの?
・子ども料理教室の風景 チャイルドクッキングは,小学生を対象に,料理を通して様々なテーマで行っている子ども料理教室です。
現在では,おもに東京の会場で,月に1回程,行っています。
作るものは,和・洋・中の料理とお菓子で,本格料理から簡単料理まで,すべてご自分で作って頂きます。そして,作ったものは家に持って帰り,家族の人と一緒に食べてもらいます。
他にも,親子教室も行っており,母の日や父の日,敬老の日等に,いろいろな内容の教室を行い,お父さん・お母さんと一緒に楽しく料理をするなどのイベントも行っています。
・活動内容
・活動目的

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